仮想通貨は詐欺サイトに気をつけて!詐欺サイトの見分け方とは

仮想通貨は詐欺サイトに気をつけて!詐欺サイトの見分け方とは

仮想通貨のサイトに誘導して購入金を騙し取る、仮想通貨詐欺が増えてきています。

仮想通貨を購入するために使用されるのが、詐欺グループがつくった詐欺サイトです。

仮想通貨の詐欺サイトとはどのようなものなのか、わかりやすくご紹介します。

仮想通貨詐欺とは

仮想通貨詐欺とは

仮想通貨の詐欺サイトについて解説する前に、仮想通貨詐欺とはどのようなものかをご紹介します。

SNSやマッチングサイトで知り合った外国人に仮想通貨での投資に誘われ、詐欺サイトに誘導される詐欺のことです。

国際ロマンス詐欺の手口としても使われていて、すぐに仮想通貨に勧誘するあからさまな詐欺とは異なり、知り合ってから時間をかけて信頼関係を作った後で詐欺サイトに勧誘するために騙されやすいといえるでしょう。

仮想通貨の詐欺サイトの主な特徴

詐欺グループがつくる詐欺サイトには、共通する特徴があります。

一般的な仮想通貨の投資サイトを利用している方が見ると、不自然すぎて怪しいということに気づくはずです。

しかし、「招待された人だけが利用できる特別なサイト」などと言われると、信じてしまう気持ちも否定はできません。

では、詐欺サイトの特徴をひとつずつ見てみましょう。

詐欺の犯人にサイトを紹介される

詐欺サイトの大きな特徴は、詐欺の犯人から紹介されたサイトだということです。

詐欺に利用される詐欺サイトは、正規のものではなく詐欺グループがつくったものなので、利用する方法は紹介以外に有り得ません。

また、詐欺サイトを自分で見つけることは不可能です。

検索しても見つけられない

仮想通貨などの詐欺サイトは、検索しても見つけられません。サイト名で検索しても、情報はほとんど得られないでしょう。

投資サービスや取引所は、ひとりでも多くの顧客を獲得するために、小さな取引所だとしてもキーワードで検索すれば情報が出てくるはずです。

ネットで情報が見られないことを伝えると、まだ新しい取引所だから情報が出ていない、などと誤魔化すことが考えられます。

新しい取引所でも公開して4日も経てば、どこかのメディアが取り上げるので、新しいから情報がないということは一般的には考えられません。

複数のドメインがある

通常はひとつのサービスにドメインはひとつで、よほどのことが起こらない限りドメインが変わることはありません。

しかし、詐欺サイトでは一定期間が過ぎるとドメインが変わったり、ページを移動することでドメインが変わったり、複数のドメインが存在します。

有名サイトに類似している

CMで見かけるような有名なサイトに見せかけた詐欺サイトもあり、有名サイトを利用すると思わせて詐欺サイトに誘導します。

リンクからジャンプした先が詐欺サイトで、気づかないまま個人情報の入力や送金するなどの被害が起きている報告があります。

金融庁に登録されていない

日本が認可して仮想通貨取引所として登録されているサイトは、金融庁のサイトで確認できます。

金融庁に登録されていない海外の大手取引所もありますが、登録されていない取引所で仮想通貨取引をすることが、自己責任であることは認識しておかなければなりません。

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仮想通貨詐欺に遭った場合の対処法

仮想通貨詐欺に遭った場合の対処法

詐欺サイトとは知らずに仮想通貨取引をしてしまい、詐欺の被害に遭った場合にどうすればよいのか、対処法をご紹介します。

対処方法がわからずに泣き寝入りする方が多いと思われるので、しっかりとチェックしておいてください。

弁護士に相談する

詐欺被害と弁護士への依頼が結びつかない、という方もいらっしゃるでしょう。

しかし、もっともおすすめの相談先は弁護士です。

詐欺被害に遭った場合には犯人の逮捕よりも、まずは騙し取られたお金を返して欲しいと思うなら、弁護士への相談が適しています。

詐欺師に対して返金請求ができるのは、弁護士だけなのです。

逮捕してほしいと思う場合でも、詐欺師の素性がわからないなら、やはり弁護士に依頼するのが良いでしょう。

警察に相談する

詐欺被害に遭った場合、すぐに警察に駆け込む方が多いです。しかし、そのほとんどは門前払いされてしまいます。

特に犯人が海外を拠点としている場合には、日本の警察はどうすることもできないケースも多いです。また、詐欺師がどこの国にいる誰なのか、素性がわからないと捜査ができません。

返金請求をする場合に被害届を出していることが重要になるので、警察への相談も必要なのですが、詐欺被害に遭ったという証拠を立証したり、詐欺師が何者なのかがわかってからでなければ相手にされないことが多いです。

便利屋・探偵など

証拠が少なく警察で被害届が受理されなかった場合、便利屋や探偵などに依頼することを考える方もいらっしゃいます。

仮想通貨詐欺の犯人を捜すことは簡単ではなく、海外での調査が必要になる場合もあります。

そこまで対応できる便利屋や探偵はそう多くはないでしょうし、犯人が判明したとしても返金請求はできません。

まとめ

まとめ

詐欺サイトと知らずに仮想通貨取引をしてしまい、お金を騙し取られた場合には、弁護士に相談すれば返金請求して、お金が戻ってくる場合もあります。

ただし、気をつけなければならないことがあります。弁護士の業務は幅広く、それぞれ得意分野が異なるので、仮想通貨詐欺に詳しい弁護士に依頼しなければなりません。

横山法律事務所は仮想通貨詐欺や国際ロマンス詐欺に精通しており、詐欺グループの特定や被害金返金の豊富な実績があります。

仮想通貨の取引を詐欺サイトでしてしまった方や、現在取引をしているサイトが詐欺サイトかもしれないなど、不安に思われている場合には、無料で相談できる横山法律事務所がおすすめです。